現在のページ: Tutorial » TRON LEGACY風イメージ作成法part2
今回のチュートリアルは、待ちに待った?2010年公開SF映画TRON LEGACYをモチーフにしたチュートリアルだよ。
僕のサイトに来る人でこの映画を知らない人はいないよね?
あの圧倒的なVFXはデジタル・ドメインというカリフォルニア州の会社が手掛けているんだ。
このチュートリアルは、パート1(ロゴ制作)とパート2(背景制作)に分けて解説していくよ。
アプリケーションは、PHOTOSHOP、CINEMA4Dを使用する。
今回は、part1の続き、背景の制作をやるよ。
最初に一番下地となる背景素材を作るよ。風景の写真素材を読み込んで、グレースケールにして、
明度を落とす。写真素材はいろいろな種類のものをストックしておくととても便利だね。
次にパースのついたライン素材を作成しよう。これが奥行きを作る決めてだよ。
右側の光の筋を作成するよ。まずは手前からバニシングポイントに伸びる三角形を
描く。さっき作ったグリッドをガイドラインにするんだ。そして、下の画像を参考に、透き通る
光のスタイル設定しよう。
次に光の筋の内側にハイライト用のラインを作るよ。基本的な作り方は上の素材と同じだね。
続いて、細いハイライト用のラインも重ねていくよ。
ここまででも、それらしいグラフィックが出来上がったね。でもまだ先は長いよ。
今度は左側のラインも作る。これもさっきまでのやり方と同じだね。
シェイプを複製して、こちらには光彩内側のみを適用して、光の筋上部に光のグラデーションを加えるんだ。
余計な下部分の光彩はマスキングして取り除こう。
白いハイライト用の筋を追加してくれ。
ここからは、中央部分の縦の光の筋だ。ブラシを縦にひき、複製&ぼかし(移動)を繰り返す。 ぼかした画像の方に配色をすれば、作れるよ。
下のような光源用の素材を用意して、中央部分に合成パターン(スクリーン)で重ねよう。
ここからは、CINEMA4Dで、ガラスの破片素材を作るよ。 まずは、適当なスプラインを引いて、回転NURBで回転体を作る。
続いて屈曲デフォーマと、爆発FXデフォーマを追加していく。要はランダムな感じを出せればOKってこと。
次にガラスの質感を出すためのマテリアル作成だ。Shaderからガラスを選んで以下の設定しよう。 このあたりは自分なりのベストな設定を模索してみよう。
次はライティングの設定だよ。以下の設定を参考してくれ。ライティングがうまく決まったら、 画面全体のアングルを変化させて、ガラスの飛びちり具合がいい感じの一枚をアルファ付きでかきだしてくれ。
書き出しガラス素材をphotoshopに合成&色調補正しよう。ガラス素材の無駄な部分は削除しよう。 変形ツールを使ってパースを付けると、うまく背景になじむよ。
最後にロゴを配置したら完成だよ。
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